ホンダの誇る軽二輪クラススーパースポーツ CBR250RR MC51

年式:2020年式
排気量:249㏄
エンジン:4ストローク 並列2気筒
    DOHC 最高出力41㎰
シート高:790㎜
車両重量168kg
タンク容量:14L
燃料:レギュラーガソリン

他メーカーの軽二輪クラスとこんなに差があるのか!!!

私がまず初めに体感したのは足つきの良さ。 シート高は790mmと数字だけ見ると高いように感じるが、タンクからシートにかけて細身のデザインになっており
身長167cmの私でも片足べた付きで、両足だと少しかかとが浮く程度。このバイクに乗る上での不安要素であった足付きはいい意味で裏切られる事となった。
次に乗車姿勢。スーパースポーツの難点であるきつい前傾姿勢のライディングポジションかと思いきやハンドルに手を伸ばした瞬間、あれ?きつそうな見た目なのに思ったより楽
だと感じた。 肘を少し曲げてみるとスーパースポーツらしいライディングポジションにもなり、想像以上にポジションが選べ街乗りからワインディングまでいろいろなシーンで
楽しめるバイクになっているように感じた。

そして、何よりこのバイクの売りである「スロットルバイワイヤ」という機構。
軽二輪クラスでは従来ワイヤーでスロットル開度を伝達していたのに対して、このCBR250RRはアクセル開度を電気伝達するいわゆる”電子スロットル”をこの軽二輪クラス
において初めて搭載したバイクである。
電子スロットルだからアクセルを開けた時にワンテンポ遅れるイメージがあったが、ワイヤーと何ら変わりないレスポンスにも驚きを隠せなかった。

更にこのバイクにはモード選択が三段階設定されており、コンフォート、スポーツ、スポーツ+とライダーの乗り方に合わせて乗り味を変えられるのも魅力の一つ。

次にCBR250RRのエンジン。二気筒ながらレーシーなサウンドで心地よいパルス感が特徴。
低回転から高回転まで滑らかに吹け上がりこのクラスの中ではかなり速い。かといってピーキーな訳でもない為、ビギナーからベテランまで幅広い層で楽しめるバイクとなっている。
ただ速いだけではなくエンジンサウンドが楽しめる所もホンダの本気度合いが伺える。