CBR250RRのリコール

概要

不具合の部位(部品名)

原動機(ウォーターポンプカバー)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

原動機において、ウォーターポンプカバーの製造工程が不適切なため、ジョイントパイプ圧入部に塗装が付着しているものがあります。そのため、エンジン等の熱によりジョイントパイプ圧入部の締め代が減少し、ジョイントパイプが抜け、高温の冷却水が漏れて、最悪の場合、運転者に付着すると火傷する、または、オーバーヒートするおそれがあります。

改善箇所説明図

改善措置の内容

ウォーターポンプカバーを良品と交換します。

自動車使用者及び自動車特定整備事業者等に周知させるための措置

・使用者:ダイレクトメール等で通知します。または、交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両を追跡調査・特定の上、その使用者に周知して、改修等を行います。

・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載します。

対象範囲

車 名型 式通称名対象車の車台番号の範囲及び製作期間対象車の台数
ホンダ8BK-MC51「CBR250RR」MC51-1500011~MC51-1503717令和4年12月27日~令和5年11月29日3,191
 (計1型式)(計1車種)(製作期間の全体の範囲)
令和4年12月27日~令和5年11月29日
(計3,191台)
  • ※対象範囲の一部には、改修対象ではない車両も含まれています。

交換修理用部品として出荷し、組付けられた車両が特定できないもの

対象の製品名部品番号対象部品の出荷期間対象部品数備考
ウォータポンプASSY19200-K64-NA0令和5年7月21日~令和6年6月20日59「CBR250RR」
  合計(計59個) 
  • 交換修理用部品が組付けられた車両は、同様の改善を実施します。