概要

不具合の部位(部品名)

原動機(エンジン制御コンピューター)

基準不適合状態にあると認める構造、装置又は性能の状況及びその原因

エンジン制御コンピューターにおいて、ウイリーコントロール機能の制御プログラムが不適切なため、減速後の再加速時に当該機能が作動した際、スロットル操作に対して、意図した通りに加速しないことがあります。そのため、加速不良のまま旋回すると転倒するおそれがあります。

改善箇所説明図

改善措置の内容

エンジン制御コンピューターを対策プログラムへ書き換えます。

自動車使用者及び自動車特定整備事業者等に周知させるための措置

・使用者:ダイレクトメール等で通知します。

・自動車特定整備事業者等:日整連発行の機関誌に掲載します。

対象範囲

車 名型 式通称名対象車の車台番号の範囲及び製作期間対象車の台数備 考
ホンダ8BL-SD10「CRF1100L Africa Twin」SD10-1100003~SD10-1100757
令和3年9月30日~令和5年12月20日
755 
8BL-SD15SD15-1000001~SD15-1000550
令和5年2月24日~令和6年5月22日
437
 (計2型式)(計1車種)(製作期間の全体の範囲)
令和3年9月30日~令和6年5月22日
(計1,192台) 
  • ※対象範囲の一部には、改修対象ではない車両も含まれています。