夏。
気温は高いですが、天気が良くバイクに乗るには良いシーズンです。
今夏は「新企画」ということで様々なバイクのインプレッションを当店スタッフが紹介していきますので、レンタルや購入の参考にされてはいかがでしょうか?
記念すべき第1回目は、HONDAの「V4アドベンチャー VFR800X」!!
小倉南店のタナカが少ない知識を振り絞って解説します。ちなみに所持バイクは800ccのツインバイクです。
◆エンジン型式:水冷4ストロークV型4気筒DOHC4バルブ
◆総排気量:781cc
◆最高出力(kW[PS]/rpm):78[105]/10,250
◆最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):75[7.6]/8,500
◆燃料タンク容量:20L
◆全長×全幅×全高(mm):2,190×870×1,360
◆シート高(mm):835/815
◆車両重量(kg):244
※グリップヒーター、ETC車載器標準装備
最近流行のアドベンチャーモデル!
国内外の各メーカーが様々なアドベンチャーモデルを発売してますが、2気筒が主流なんですかねー?4気筒って珍しいっぽいです。
まずは足つきですが、僕は172cm/58kgで標準的(願望)体型です。
やや体重が軽いのもあってサスの沈みが少ないですが、車体をまっすぐにした際に両足の指の付け根は着きます。
タンク近くが細く絞ってるシート形状なので、4気筒にしては足つきは悪くないですね。
ただ、長めの信号待ち等では直立はややキツいかも。おとなしくお尻をずらして片足着きが無難です。
停止する時に強めにブレーキが効くと、重量もあるので足つきによってはオットットしてしまうかもしれません。ゆとりあるブレーキを。
次に走行性能。
低速の扱いやすさはリッターバイクにも勝るんじゃないでしょうか?あくまで個人的感覚ですが。
低い回転数からググーっと押し出すような感覚。その時のドコドコ感がイイ^^b!
ですのでエンストの心配はしなくても大丈夫かと思います。
乗車姿勢はほぼ真っ直ぐです。ハンドルも遠すぎず近すぎずで丁度いいです。
スクリーンもあって胸の下あたりまで走行風をシャットダウンしてくれます。
下道よりも高速道路で真価を発揮します。すごく楽です。快適っす^~^。
もちろんワインディング等でも髙いパフォーマンスを発揮してくれますよー。
身体が起きているのでコーナーリングもなんかちょっと安心ですし^^
立ち上がりの加速もスムーズで、重量を感じさせない軽快な走りです。
取り回しですが、
停車時の移動、やっぱり240kgを超える車体は重い。
僕の体格だとハンドルがちょうど胸の位置にあって安定はしますが、身長の低い方は腕が上がってしまって、やや不安定に感じるかもしれません。
そこは慣れです。とにかくバイクを地面に対して垂直に、を意識しましょう。
VFR800Xは個人的にはオススメの1台です。
そのルックスゆえに「乗る人を選びそう」と思われがちですが、決して尖った性格ではなく、誰にでもフレンドリーというか、親しみやすい優しい子です。
所有感を満たしてくれる至極の1台だと思いますので、是非みなさん乗ってみてください。
スタッフインプレ 第2回はコチラ